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セミナー「紛争解決学」講義

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受講の声

講義概要

2011年度(第四回)

日時:2011年 10月1日、2日、8日、9日
   1限目:09時 30分〜11時  2限目:11時 15分〜12時 45分
   3限目:13時 30分〜15時  4限目:15時 15分〜16時 45分
会場:フォーラムエイト 新大宗ビル 講義室(東京都渋谷区道玄坂)

2011年度(第四回)の講義写真

2010年度(第三回)

日時:2010年 10月9日、10日、16日、17日
   1限目:09時 30分〜11時  2限目:11時 15分〜12時 45分
   3限目:13時 30分〜15時  4限目:15時 15分〜16時 45分
会場:フォーラムエイト 新大宗ビル 講義室(東京都渋谷区道玄坂)

2010年度(第三回)の講義写真

2009年度(第二回)

日時:2009年 8月31日 〜 2008年 12月7日
   1限目:17時 40分〜19時 10分
   2限目:19時 30分〜21時
会場:自動車会館 会議室(東京都千代田区九段南)

2009年度(第二回)の講義写真

2008年度(第一回)

2008年度(第一回)の講義写真 日時:2008年 9月1日 〜 2008年 12月1日
   1限目:17時 40分〜19時 10分
   2限目:19時 30分〜21時
会場:自動車会館 会議室(東京都千代田区九段南)

受講者の声(2011年度)

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永山悦子氏 (社会保険労務士)
まず、最初に「和解や裁判外の話合いをしないと、最終的な解決に到達できない」「事件の相手方と何らかの合意の上で結論を出さないと、真の解決に到達できない」と、目からうろこ、目の前の暗雲がすうっと晴れるような内容でのスタートでした。紛争解決の主体と客体は共に当事者であることはまさに「私的自治」そのものです。先生が実際に経験した具体的な案件も非常に参考になるものばかりでした。原因を掘り下げて検証すること、ことの本質は潜在意識や無意識であったり、過去が原因であったりすること、すなわち過去に遡及することで原因を突き止め、現在に戻り、将来の問顕点を点検することなどは、まさに今後の仕事をするうえでのポイントとなるでしょう。
従業員は核心を語らず、事業所側はそれに気づかず、目の前の問題に対処しようとしてお互い消化不良を起こす。そんな状況に代理人として少しでも原因に近づき、お互いがある程度妥協できる解決策を採りたい、少し希望が見えてきました。当事者の苦しみを苦しみとし、楽しみを楽しみとするシンパシーを少しでも持てるように能力を高めていき、これからますます増加するであろう労働紛争に対して紛争解決学を意識して問題解決を目指していこうと思う。
さらにこの講座に参加して他士業の方や企業側の担当者の方と交流し、さまざまな意見を拝聴することができ、ADR の無限の可能性をより感じることができました。
最後に廣田先生の講義受講の前後で、大きく変化したことは自分の内面に向きあうことができる気がしてきたことです。封印してきた過去、わだかまり、親子関係、人間関係、夫婦関係、つまるところ、自分の問題に向き合える気がするのです。なんだかすっきりしました。これが一番大きい。本当に有難うございました。

伊藤義博氏 (行政書士)
刑事をやっていた経験でも、事件として発生したり、持ち込まれる紛争は、必ずしも刑事事件として成立するものばかりではありません。そして、実は、刑事事件にならないが、どうにかならないのかという事案も多々あるのです。「捕まえてください。」「訴えます。」と言ってくる人たちがいますが、可罰的な要件に合致しない以上やむをえません。しかし、放っておくわけにもいきません。相談に乗り、できる限りのアドバイスをすることもそのまま紛争を放置しないための方途なのです。訴出人(相談者)に対して解決策をアドバイスしたり、あるいは双方の問に立って和解を促したりすることもあるのです。そういう意味では、世の中には紛争は絶え間なく発生しているということになりますし、紛争イコール可罰的処理というわけにもいかないという点から見れば、刑事裁判によらずに解決しなければならない紛争は山ほどあるということになります。
そこで、紛争解決の機関、手続、方法が問題となると思います。それが制度として定着すれば紛争解決のシステムが安定し、当事者が安心して頼れる紛争解決者になると思います。結局、紛争の種が当事者の中にあるとすれば、紛争解決に携わる者の役割は、現象としての紛争の中に潜んでいるそういった当事者の主観や感情、我欲、偏見、拘泥、そして潜在意識などに思いを致し、そこに深く入り込んで解決策を見出してくるという廣田先生の思考法が極めて示唆に富み、重要な紛争解決の契機を与えていると思いました。

小林学氏 (大学教授)
傾聴に徹する対話促進型に傾いた時期もございましたが、廣田先生のお話のなかで、渋沢栄一氏の逸話や内観への言及などが和解への後押しとなったということをおうかがいいたしまして、確かに当事者のなかに答えがあるとしても、それを引き出す手法としては、(傾聴ばかりでなく)調停人からの一言もあってよく、そのために調停人には全人格的な成長が求められることもあり、紛争解決学の奥深さを感じました。

伊藤治雄氏 (社会保険労務士)
今回の「紛争解決学」の講義は、これまであまり自覚せずにいた合意とは何かを深く考えさせられる、刺激に満ちた講義でした。成文法以外の心理学、傾聴、ゲーム理論など一見法律とはかけ離れた、ありとあらゆる手法を駆使し紛争を解決することが可能であることが、体系的に実感することができました。今後は、こうあるべきだという自分の考えにとらわれず、当事者の話を良く聞いた上で、卓抜なアイデアを出し、具体的で分かり易い解決策に導いて行こうと思います。すぐに活用できる手法と、経験が必要なものがありますが、実践を重ね自分の物にしていく所存です。この「紛争解決学」が広く世間に知れ渡ることで、紛争が不必要に大きく拡大せずに、だれでも容易に解決できるようになる事を願ってやみません。

元木克幸氏 (土地家屋調査士)
土地家屋調査士である私は、ときに専門用語を並べ、これ以上隙間もないかの如く、相談者を納得させたとしても、その行為そのものが相談者を満足させる手段であったのか疑問に感じていた。
相談の内容を良く聞く、そして資料を精査し解決策を練るという行為のほかに、資料という名の現物よりも、相手の目をじっくり見つめて対話の間合い入ることが重要であるが、対話という言葉の紡ぎ方に誤りがあると、その言葉の切っ先が、自分では知らぬうちに相手方を傷つけてしまうことがある。
私は、「土地家屋調査士」という専門法律資格者であるが、専管業務の垣根を超えて、今正に起こっている紛争の火種を消すためには、紛争解決学講義で学んだことを用いて社会に貢献しなければならないと感じた。

土居伸一郎氏 (弁護士)
私が、「紛争解決学」に初めて接したのは、今年の7月のことでした。当時、地元の図書館で「紛争解決学講義」の本を初めて手にして衝撃を受けたことはよく覚えています。
まず、本書を手にとってパラパラッと立ち読みした「はじめに」の中に、次のような箇所がありました。「当時の私は、弁護士としての経験を積むに従って、果たして裁判が紛争解決の役に立っているのだろうかいう疑念にとらわれるようになうていた。〜(中略)〜そこで裁判をせずに紛争を解決することを試みたところ、これが面白いようにうまくいくのである。」
(これは大変だ、自分の弁護士としてのキャリアは全然浅いが、直観的にここには真実があるのではないかという感じがする)
そう思って、さっそく本書を借りる手続をとり、その後、Amazon で、廣田先生のご著書を片っ端から注文して読破したこともしっかり覚えています。今、Amazonの注文履歴をたどってみたら、7月中旬だけで10冊も注文していました。同時期に『語りとしての法援用(棚瀬)」や『つきあい方の科学(アクセルロッド)』などにも手を広げていたこともわかりました。こちらは図書館で借りてきて拾い読みをした記憶があります。
今回の講義でその「紛争解決学講義」がテキストとして使われたので、あらためてほぼ通読することになりましたが、あらためて読んでみると、こんなに硬い書物だったのだなあと驚きました。まあ、体系書としての性質上やむをえないことではあるのですが、やはり最初は抽象論よりも具体的な事件の解決方法に興味をひかれたように思います。
本書の第3講でも詳しく書かれている「ワキガ事件」や「弁護士の外科的紛争解決法」でも取り上げられている「富士五湖カントリー富士ヶ嶺事件」のあざやかな解決と着眼点の鋭さを見て、(どうやったらこういう発想が出てくるのだろう。やはり直接著者から教えを乞いたし、)と痛烈に思いました。
Webで検索してみると、ちょうど10月から講義が始まるとのこと。学部の2単位分の授業を短期間で受講できるというのは大変魅力でした。
実際に講義を受けてみて、廣田先生のものの考え方、見方に直接接することができたのは大きな収穫だったと思います。本書自体が明解に書かれているため、じっくり読めばほとんどのところは独力で理解可能なのですが、それでも、なかなか言葉だけでは伝えられない微妙なニュアンスや、言語化はできるけれども文章にしてしまうと冗長になりすぎるために省略されている部分、また、他者に配慮して少しオブラートに包んだ表現になっているようなところも、講義で説明されるとより立体的に印象強く受け取ることができたように思います。
私自身は、あと20年くらい弁護士としてやっていけたらと思っていますが、実務についてみて、実定法や法解釈学の理解以外に、弁護士としていかに多様な能力が必要とされるかを痛感しています。ここのところ、私の日々の読書の対象も、法律書や弁護実務に関する書物よりも、心理学、経済学、社会学、交渉学などに関するものに徐々にシフトしてきています。その中でも、紛争解決学は、技法としても哲学としても、私には手放せない考えになるであろうと確信しています。仕事に限らず、家庭や職場でのコミュニケーション一つをとっても、より豊かな精神生活を営むために、紛争解決学の考え方を応用していくことが、欠かせないものになると考えています。

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廣田尚久紛争解決センター
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