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セミナー「紛争解決学」講義

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受講の声

受講者の声(2008年度)

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望月由佳氏 (社会保険労務士)
そもそもの紛争の主体は当事者自身である、この当然のことを常に忘れてはいけないということ、勝ち負けのみに固執するのではなく、当事者が、この紛争の後に何を求めているのか、どのような結論を導き出すことができれば、当事者は将来に向かつてまた前向きに歩みを進めることができるのか、これらを考えずして本当の「解決」とは言えないということを学べたことは私にとって大変有難く、有意義なことでした。また、代理人として必要な資質に関するお話から、「代理人として、いかにあるべきか。」を考えるヒントをいただいたように思います。
今後、特定社会保険労務士としての業務を行っていくにあたり、このことを肝に銘じていきたいと思っています。

高橋一雄氏 (土地家屋調査士)
土地家屋調査士業を営んでおります。仕事上の直面する問題に、境界紛争があります。なぜ人は境界で揉めるのか?  揉めた場合にどのように解決すればよいのか?  調査士が境界紛争を作ってしまうことはないのか?  この三点を学びたいと思い受講しました。
講義の中の事例は、境界紛争に直接関係するものではありませんでしたが、「紛争」というものの見方、捉え方、発生の原因、解決の仕方等、大変興味深い内容でした。
境界とは関係のない講義でも、自分が経験した境界紛争の現場に置き換えて聴いていましたので、なるほどと気付かされるところがたくさんありました。
今まで漠然と捉えていたものが、霧が少しずつ晴れていくような思いで受講させて頂ました。

丸山富美江氏 (社会保険労務士)
労使の紛争は些細なことから始まるので、萌芽のうちに目を摘むのが大事なことと同時に、日ごろのコミュニケーシヨンが特に必要だ。事業主の教育も然ることながら、直接労働者と接触する中間管理職の存在が重要になる。第7章の言葉という道具、まさに言葉が紛争を起こし、また、紛争を解決する。言葉は人間関係を良いものにしたり使い方を間違えると悪いものにしたりする。

吉田壽宏氏 (社会保険労務士/行政書士)
「紛争」の核心部分を探り当て、冷静に分析分解し、それを、どのような「規範」に当てはめ解決していくか。最も重要なことは(自己満足に近い)法的にキチンと構成された解決を目指すのではなく、両当事者がどれだけ満足できるのか。クライアントがどれだけ最大限の満足を得られるのか。最後の仲裁人としての、代理人としての「人間力」の問題ではないかと感じています。

森部英生氏 (大学教授)
廣田先生の1 5 回にわたる講義は、私には、その実務経験に裏付けられた迫力とともに、すこぶる刺激的で、知的好奇心をかき立てる有益なものでした。講義の内容をここでレビューする必要などありませんが、先生の、「学問としての紛争解決学」構想をはじめ、紛争解決規範、紛争解決技術、裁判外紛争解決機関、「ADR」 の字義・訳語などについてのお話は、「教育紛争ADR」 システムを考えてきた私に、改めて深い示唆を与えてくれました。

太田雅美氏 (社会保険労務士)
私は、司法委員としての指定を受けて和解の補助をすることがあります。当事者双方が話し合いによる解決を希望するときに、司法委員は当事者双方の事情を聞きながら、双方の意見を踏まえて和解の条件を提案します。
本講座において、紛争解決は、法律上の権利義務だけに捉われることなく、一般社会生活に存在する多様な「紛争解決規範」の中から、その紛争に相応しい規範を探し、話し合いの中にうまく取り入れていくこと、その柔軟な発想によるきめ細かな配慮が、円満な解決への道筋となることを学びました。その道具とされる「言葉」は、紛争解決規範そのものであるところから、意味、内容、効果など言葉の仕組みについて正確に把握することが重要であり、まさしく和解は、「言葉」に始まって「言葉」で終わるものであることを認識しました。

金子昭代氏 (社会保険労務士)
一見偶然と思える事象が重なりあって、あるいは時をずらして、紛争解決のヒントになる、前段に言い換えれば、進路決断のヒントになる、というように感じました。それこそ、研ぎ澄まされた感性無くしては、意味のある偶然の一致を取捨選択し、必要なときに道具と化す、あるいは最良の進路選択をすることができません。
さえた感性で何かいいヒントを得たとき「お、これは使えるな。いつか使ってやろう。」とご自身のフォルダーにそっと仕舞い込んで、暖め、そして実際それを使って紛争解決を実践してこられた廣田先生の忍耐強い茶目っ気に脱帽です。

服部正利氏 (不動産鑑定士)
不動産鑑定の依頼を受けると、依頼者が直面している紛争を度々お聞きすることがあり、その都度私なりに相談に乗り対処方法や方針を述べてまいりましたが、もっと踏み込んだ紛争解決のコンサルタント業務が必要ではないかと常々感じております。
紛争になりかねない不動産の相談事について的確なアドバイスを行う専門家が、世の中で多く求められているのではないか、それならば、これをコンサルタント業務として仕事につなげて行こうと考えました。

益田耕二氏 (社会保険労務士)
先生の教科書の「当事者は、加害者を許したり、あきらめの感情を噛みしめたりしながら、ひとつの解決案を受け入れた自分自身を許容することによって、紛争解決に至るのである」という文章を読んで、実に含蓄のある言葉だと感じた。
先生の講義は、単なる法律論ではなく、冒頭に宮沢賢治の「春と修羅」が登場し、締めくくりに「どんぐりと山猫」の論考が掲載されるという構成や、その他にも多方面の研究成果が取り入れられていて、興味が尽きなかった。

後藤俊彦氏 (社会保険労務士)
100対0 の結論ではなく、割合的な解決が当事者双方にとって、公平感、公正感、納得性のある結論であることが、世の中では多いことも認識しました。その際に機能する規範としては、必ずしも成文法ということではなく、類型の中で講義いただいた様々なものがありえるのだということも知ることができました。
今後、労使双方の話を十分に聴いていくことの中で、もしかすると、紛争の解決策は、当事者そのものの中に内在し、すでに存在していることもあるのではないか、それを第三者が聴いて聴きだすことによって、何らかの糸口を発見できるのではないか、と感じております。

山下雅子氏 (社会保険労務士)
今回、紛争解決学受講を思い立ったのは、ぜひ、理論的体系的に一度は学び、紛争を解決に導く標を見出したいことがきっかけである。
理論ばかりか、講座中に示された豊富な事例の中に、人と人が真摯に解決しようと向き合うことができれば、黒か白かの判断以外に、それ以上に合理的でなおかつ納得性のある判断が示されると講座を聴講するうちに思えてきた。
講座中、宮津賢治『春と修羅』を引用し、紛争解決の鉱脈に入る道具に入るための言語体系を人間は有していなかったかも知れないという部分が印象に残っている。改めて書店で「春と修羅」を購入して読み返した。これは、この講座の本質とは離れるが宮澤賢治の詩に触れることができたのも思い掛けない収穫であった。

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