ADR専門のスキルアップ・セミナー

セミナー「紛争解決学」講義

講義日程・内容講師の紹介会場のご案内受講者の声受講までの流れ受講のお申し込み

受講の声

受講者の声(2008年度)

<< 前へ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |

長谷川好忠氏 (社会保険労務士)
本日私の紛争解決学の聴講終了の日である。私は何時もこのようなときは米語のコメンスメント(新たな出発)の日と考えて居ます。今回は現在社会保険労務士の一人親方であり、年齢は87歳で漸く体力に限界が来ました。ADRについては会報で知って居ましたが、今回の先生の明解、周到、英知の講義には、その体験の個別積年の努力の結晶だと想い知らされ本当に頭が下がりました。特定社会保険労務士のことはさて置き、この聴講を書籍と共に反復反芻し自己生涯の学とする所存です。

永廻仁氏 (会社員)
講義についてですが、具体的な紛争解決方法の紹介は、セミナーに参加されていた他の皆様のような法律家でない私にとっても、驚きであり、大変勉強になりました。
例えばマンション建設に反対する近隣住民への補償金の配分方法、付帯条件付き最終提案仲裁(調停)などは感動すら覚えました。

滝口修一氏 (社会保険労務士)
9月からの「紛争解決学」講義に参加し、聴講させていただきながら感じたことは、訴訟に拠らず争いを解決しようとするのは「人」を理解しなければ困難であるということです。つまり「紛争解決」は人を「解決」することが基本であると思います。
「和解」は互譲・・・という意識を持っていましたが、互譲ではなく「妥当性のある合意」という納得性をもった積極的な解決であると理解し直しているところです。

高村光朗氏 (会社員)
債権の回収、契約前の交渉、契約後の問題、使用貸借の問題、地境問題、即決和解など、解決のための社内意見調整と、相対交渉を行うことが多い私は、「紛争解決学」のパンフレツトを見て、すぐに申し込みを決断しました。
今回、廣田先生の体系的な講義を受けて、今までの経験を裏打ちし、客観的に見ることが出来ました。
シンクロニシティーも常に感じていましたが、講義の中で触れられるとは考えもしませんでした。
私は、2003 年から「まちづくり」の活動をしています。
近年作られているテーマパークや、ショッピングモールなどには、そのスペース独自で作られている規範があります。一方、歴史の長い街は「街、独自の規範」が崩壊していることに気づきました。紙に書いていない常識のような規範が、すでに時の流れの中で消え去っています。街の規範は、「道交法」。挙句の果てに「放置自転車排除」「路上喫煙禁止条例・歩きたばこ禁止条例」であり、常識と道徳をわきまえていれば、決して規範など作らなくてもよいものを行政主導で行っています。
今年、私たちは行政とともに「環境都市」を目指すべく「まちづくり」の方針を固め、公に発表しました。廣田先生は、2000年6月公布「循環型社会形成推進基本法」を歴史的転換と表現されました。その時、私たちの活動も、偶然でなく必然であると感じ、より一層推進しようと勇気づけられました。なかなか理解を得るのは難しいものの、街の人々とコンセンサスを取りながら、街独自の「新しい規範」を作り上げていこうと決意しました。
毎回、新しい扉を開くような発見があり、自分の仕事や活動に新しい展開ができる知恵を与えられました。

関田真也氏 (法科大学院学生)
はじめて「紛争解決学」を書店で手にした時に感じたのは、経験則的にしか得ることのできなかった、あるいは注意してとらえないと無意識のうちに沈んでしまうような貴重な考え方の集積体が、全て言葉になっている、という印象でした。今までは、これが一種の職人芸のような形で、優秀な弁護士の間で受け継がれてきたものとして、表だって出てくることがなかったのかもしれません。世の中の仕事は何らかの問題・紛争の解決にエネルギーが向けられていて、法律に関連する様々な論文や書籍なども同様ですが、あくまで部分的なものを対象としたものがほとんどであり、本書のように、紛争解決そのものについて、ここまで意識的に、明確に記述されたものは存在しません。まさにこれは個別の無数の紛争解決における「総論」的位置づけにあるのだと思います。その根底には、自分だけの世界に固執しない、他者の専門分野や考え方もためらわずに取り入れる、廣田先生の懐の深い研究姿勢があると、講義を受けながら感じました。 暖かみのある素敵な講義、本当にありがとうございました。

平塚義夫氏 (社会保険労務士)
「紛争解決学」講座を受講して、「聴く」ことの重要性と紛争解決規範の意義と多様性を勉強することができました。社会保険労務士などの職種は、相手の話を聴くというより、アドバイスを聴かせることに走りがちです。近年、法科大学院の設置に伴い、「リーガルカウンセリング」というカウンセリングの手法を取り入れた法律相談の重要性がいわれております。相談者の話を徹底的に聴くことを大事にしていかねばと改めて思いました。また、個別労働問題における紛争解決規範とはなにかについても考えてまいります。さらに、紛争解決を図る能力を身に着けると同時に、紛争解決学で学んだことを活かし、円満な労使関係を築けるかという予防法務にも力を入れていきたいと考えています。

橋本智明氏 (社会保険労務士)
紛争解決に際して、今まで、私は法律(訴訟)重視の解決を意識しすぎて、両当事者の希望、思い、歴史、文化等の総合的な配慮が不足していたことを反省をした。
先生がおっしゃったように、法律(訴訟)は、ゼロか100か(勝つか、負けるか)だが、両当事者は、必ずしもそれを望んでいないケースも多い。
法律(訴訟)重視でもなく、軽視でもなく、各紛争に応じて最適な手段を講じて、両当事者の意向に近い解決を探究する。それが紛争解決学だと認識した。
「紛争解決学」を受講した効果は、表面には出にくいかもしれないが、仕事にも、人生にも、広範囲に潜在的にじわじわと自分自身で感じてくるような気がする。

鹿内義治氏 (社団法人職員)
私は、(社)日本損害保険協会の調停委員会の事務局員として、申し立て内容の争点整理等の業務を担当しています。
事務局員として、講義で学んだ内容をどのように反映させていくことができるかについての主観を述べてみたいと思います。
まず、紛争解決規範の選択や紛争解決の手法については、調停委員が鋭意、工夫を凝らすことになります。つぎに、事務局員としては、紛争解決の客体(当事者の内的条件、時間的条件、空間的条件)に対する認識を深めることによって、争点の背景(事情)を把握し、理解することが可能になります。また、紛争解決の主体(当事者)に対する理解を深めることによって、意見聴取の方法・内容を工夫し、「質の高い紛争解決」や「真の紛争解決」 を目指すことが可能になるものと考えます。

淡路英邦氏 (社会保険労務士)
今回初めてセミナーに出席して感じたことは、ADRに関しての考え方が参考になりました。和解とは単純な互譲ではないということ。潜在意識や無意識にも考慮することや、価値観等人間の心理にも着目することなど、法律的な問題だけで解決するべきではないことがわかりました。
先生の講義は、具体的な事例があり、興味深く講義を聞くことができました。

入江秀晃氏 (早稲田大学紛争交渉研究所客員研究員)
わたしは、裁判外の紛争解決を研究している。また、調停技法についての研修も行っている。学者によっては調停をヌエのようなもので、非常につかみにくいと言うことがあるが、わたくしも最近とみに実感している。紛争解決に対してどのようなスタンスがありえるのかを考えたいというのがわたしの受講動機であった。
紛争解決規範は、非常に様々に存在しうるが、しかし、それが「存在する」と考えることが大きな意味を持つのではないか。なぜなら、調停人として、両当事者それぞれの主張を聞くときに、相対主義に陥る誘惑がある。それはどちらにも言い分があるからどちらにも妥協を迫るという安易な態度である。しかしそれを拒否し、どこかに両当事者だけでなく社会的にも妥当な規範が存在していると考える態度こそが重要なのではないかと思えた。

日野修一氏 (弁護士)
講義を受けて、これまで「弁護士の仕事はこういうもんだ」と勝手に信じ込んでいた部分に、紛争解決学という一つの学問から光を当てていただいたように思います。
今後の仕事においては、ガチガチに凝り固まったロック・イン思考を改め、頭を柔らかくすることに心がけたいと思います。
まずは紛争解決のために一番重要である当事者(相手方も含めて)の話を十分に聞き、当事者が持っている諸条件などにも心配りができるように心がけたいです。そして、最初から当事者の話に法的評価を与えるのではなく、教えていただいた様々な紛争解決規範を使えるように、あるいは裁判にこだわらずに様々な紛争解決機関を利用できるように、柔軟に構えたいと思います。

<< 前へ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
紛争解決学の著者 廣田尚久のご紹介
廣田尚久紛争解決センター
和解という知恵
「先取り経済の総決算 1000兆円の国家債務をどうするのか」
紛争解決の研究書「紛争解決学」のご紹介